今回の狙いはふたつのツクヨミ宮だ。
どうしてもその音が気になる。
そして文字。月夜見宮と月読宮。
先ずは外宮に近い月夜見宮を目指す。
小雨の中を傘をささずに歩く。傘は無い。
壁画から10分ほど行くと雨が大粒になる。ホテルに在った地図と町は違う。
ビルの軒先で雨宿り。地図を吟味する。
小雨になったので、歩く。
15分。迷いながら月夜身宮に辿り着く。
ふたたび本降りになっていた。
宮の前でたたずむ。なんだか呆然とする。
小さな森。違う世界がそこにある。そんな妖しい気分だった。
鳥居をくぐる。
やはり森だ。
雨がひどくなる。
御手洗場で雨宿り。
ひどい降りになる。ところが日が射す。雨は降り続ける。
小雨になるのを待ち続ける。
拝礼をし、宮を後にする。
ずぶ濡れだ。湿度もひどい。とてつもない疲労がくる。
神路通りをゆっくり歩き外宮へ。
なぜ雨に打たれ、迷い、ここにつれてこられるのか?
雨で浄化されていたのかもしれない。
汚いんだね、きっと。しょうがない。一生懸命に生きてきたんだ。
photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH
2008年9月4日木曜日
ふたつのツクヨミ
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