2008年8月30日土曜日

LEICA DIGILUX3 湘南定点撮影


























綺麗な光景だ。

週末、曇天の海。AFが正しく動作しない。


相模湾、太平洋から豪雨が近づいてくる様が見える。

自然が創り出す色はすごい。今日は水平線の美しさに惹かれた。

しかし、LEICAはそれを捕らえられていない。

腕が悪いのか。コントラスト、ダイナミックレンジ、色調、解像度、どれもが納得できない。

M8もDigilux3も共通でそんな思いが強くなる。。。




波は膝から腰。たまに胸。




この写真を撮り終えた5分後、車に戻ったとたん、猛烈なスコールになった。

洗車機の中のようで、道路が見えない。

先が見えないことは、面白いことだ。

真っ白なフロントグラス。道路に水の花が咲く。




今週ひとつの提案を辞退した。ずっとイケイケでやってきた。提案しない、なんて初めてだ。

もう、無理はしない。そういう時代でもない。

クライアントも無理な改革推進にたちまち失速し始めている。心中する相手じゃない。

自責感はない。心は健全さを維持しているようだ。クスリは効果あるんだな。


キヤノンでも勝ってみようか。




photo : LEICA Digilux3 + D vario elmarit f2.8-3.5/14-50 ASPH

鳴り止まない雷





異常な雷だ。不思議。

今日は犬は来なかった。

無事に生きているらしい。

お礼にナボナを頂戴した。お菓子のホームラン王、懐かしウマイ。





photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH

2008年8月29日金曜日

嵐の明け方 庭に巨大な生き物

 
雷がひどい。午前3時。

庭に出て稲妻を見ようと、窓を開ける。


げ。クマ!アライグマ?

何かいる。





犬だ。

シェットランドシープドッグだ。




死にかけている。虫の息だ。

ウオーキングをする時に見かける犬かもしれない。

110する。





警官が来る。

近所の犬かもしれないことを伝えると、確認に行き、飼い主を連れてきた。




2週間くらい食べてないらしい。老衰だ。

これで、家族とともに最後の時間が過ごせる。

よかったな犬。





神奈川県警も乙。





photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH

正義の交通巡視員



いつか殺人事件が起きるんじゃないかと思っている。

2008年8月28日木曜日

かわいい かわいい







魚屋さん。

乗ってるのはお爺ちゃんだけどな。


祭りの神酒所もそうだし、この魚売りもそう、都内の過疎を感じる。

海はそこだし、潮の匂いもする。

下町日本橋、なのに魚屋がなく移動販売に頼る。

違和感あるなぁ。



photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH

指が出ている




その手袋が、悩ましい。


photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH

喫煙スペース




渋谷。タバコが許可されたエリアに線が引いてある。

JRのホームにも灰皿の周囲に線が引いてある。

その中で吸え、という意味なのだろう。

しかし、この写真の通り人々はその白線の外で吸うのだ。

灰皿を遠巻きにするのだ。

おもしろいね。

そもそも、渋谷という巨大歓楽街に10人入れないような線を引き、その中に我々特別な納税者を押し込もうとする魂胆が間違っている。空調付の立派な部屋を用意すべきだ。

おそらくタバコを吸わない奴らは頭が悪いのだ。だからこんな理に適わない暴挙を恥ずかしげもなく、あたかも自分たちが正しいのだと言わんばかりに堂々とやってのけるのだ。

恥を知れ。


photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH


あまり頭がよろしくない決定的な証拠写真。恵比寿ガーデンプレイスの灰皿設置場所。






photo : SANYO INFOBAR(mobile phone)


ちなみに、こちらはヒースローのBAのラウンジ内喫煙スペース。

大英帝国は素晴らしい。

BAは機材は不安だけど、CAのサービスはパーフェクトだよ。





photo : SHARP 903SH(mobile phone)

2008年8月27日水曜日

M8 をもって パリへ戻りたい



夏休みが取れていない。夏は妙に忙しい。

すこし長い休みをLEICA M8とじっくりと過してみたい。

ヨーロッパがいい。ヨーロッパの海とはじっくり向きあたことがない。

ヨーロッパ、歴史の重たい街並み、美女、M8。好きなものだけに囲まれた休日。

そんな時間があってもいいよね。





photo : Sharp 903SH(mobile phone)

2008年8月26日火曜日

雨雨雨




よく降り続けるもんだ。

気分がふさぐ。

熱海あたりの大雨で電車が乱れる。

中央線では人身事故で遅延と連日情報メールが来る。自殺だろうと勝手に考えている。

電車の人身事故は起きる日は複数件起きる。死にたくなる日は一致するのだろう。

鬱の気持ちは解かる。それでも死ぬ気持ちは解からない。

どうせ死ぬ。寿命は神が決めている。

生き方や周囲の環境なんて簡単に変えることができる。自分を変えるなんて実は簡単なことだ。

ほんのわずかな気づきでしかない。




今日タバコを吸いながら別ブランドのトップに引き抜いて欲しいと頼んだ。




帰り道、地下鉄に降りず、さぬきうどんの店に入る。

半セルフの店。ひとりでごはんが食べられるようになって本当によかった。

ねぎを山盛り、生姜も山盛り入れる。げそ揚げとキス天にちくわ天。

お昼抜きだったのでめちゃめちゃ美味しい。

蓮根があったらもっと幸せだったな。





photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH

早朝覚醒




疲れ果てた一日が終わる。

ごはんを食べたらコトンと寝ていた。

3:30に目が覚めた。何時に寝たのかは判らない。


新興国は別とし、先進国でも緩やかながら成長している中にあって、日本法人はマイナス成長。

エクスペンス、特に販管費が予算を超えたと先週末から大騒ぎになっている。

滑稽だ。清廉潔白がどこかへ消えてゆくがごとき対処療法とご都合主義。中国も米国も大差なしだ。

若い社員はそれをじっと見ている。マネージメントの未熟さは企業の明日を無くす。





photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH

2008年8月24日日曜日

トリ・エルマー 湘南定点撮影













海は良い。

飽きることがない。日がな一日眺めて暮らしたい。

このモノトーンの海もいい。人がいない。波の音だけ。

ただ、波の音だけ。

しかし、写真的には納得いかない。

表現意図、臨場感、そういうものを伝えることは難しい。





photo : LEICA M8 + Tri-Elmer-M 1:4/16-18-21 ASPH

2008年8月23日土曜日

D-LUX3 週末のリフレッシュと最低の優越感

 



週末は湘南へ行く。

海で過ごし、寒川神社にご挨拶して帰る。

車の御祓いシーンによく出会う。

大切なことだが、ちょっと滑稽な気もする。





こんな車が海老名にいた。

SAはたこ焼き、イカ焼き、ジャガバター、ジャンボフランク、かつカレー、だ。

お客もみんな少し変。だらしない身なり、赤ら顔、しつけの悪い餓鬼、よれよれのパパ。


こんなスーパーカーは実は似合わない場所だ。

この車の持ち主は何をしている?モデル系美女とたこ焼きに並んでたりするのか?






などと思いながら、少し変な客に成りきり、大盛ラーメンをひとりで食べる。

おいしい。ひとりはいい。





厚木から横浜まで渋滞。


車が流れ始める。

それでもクルーズコントロールで1500回転80キロで行く。

みんな抜かしてゆく。軽までもが抜いてゆく。

僕が一番遅い。


おとなの余裕だね。

その気になればそれなりに速いんだよ、みたいな余裕だ。

ドイツブランドに保護されたゆえの余裕。

今、すべての面にこういう余裕が欲しい。こういうのをなんて言うのだろう?

優越感かな?成金的な優越間とは似て非なるものだと思いたいが、相当趣味悪いのも事実。

最低。。。成金じゃないけどな。






このアンジュも相当趣味悪い。&YOUでアンジュ。

ぷ。







photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH

2008年8月22日金曜日

酔ったコンサルの肖像



よくできるコンサルだ。

礼儀正しく、冷静で賢い。物静かな男だ。

酒が入ると、普通の若いお父さんだった。

撮る方も撮られる方も酔っている。

被写体ぶれと手ぶれ。

ただ、おそらく彼は写真を撮られた記憶もないはずだ。


ところで、コンサルという略しかたが好きではない。

コンサルタント、である。

コンサルだとそのいかがわしさが暴露された気がする。





photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH

2008年8月21日木曜日

鼠先輩 腑に落ちる 



『腑に落ちる』とか『腹に落ちる』という言い回しを最近よく聞く。

若い世代が言うようになった気がする。

ちょっと面白い。


今日、『腑に落ち』たこと。

鼠先輩のネーミングの謂れ。Wikiで読んだ。

すごく普通のことで、妙に納得した。簡単な仕掛けながら凄い手品のネタばらしをされた感じ。

それにしても鼠先輩のプロデューサーの手腕にはただただ感心する。



ちなみに、『腑に落ちる』という語法は誤りで『腑に落ちない』という用例しか存在しないらしい。






photo : LEICA D-LUX3 DC Vario-Elmarit f2.8-4.9/9-23 ASPH

2008年8月19日火曜日

光る雲、夕立









コトンと音を立てて何もかも嫌になる。

よくあることだ。これで会社を辞める決意を固めたりする。

親も家族も論理的には捨ててきた。

オヤジが末期癌と言われた時も、再発、すなはち死だが、そう聞いても感情の動きすらない。

バチがあたるだろう。

家族にすら特別な感情もなく6匹の猫と同じだ。

どこか壊れているんだろうな、脳。




photo : Leica D-LUX3 DC vario-elmarit f2.8-4.9/9-23 asph

2008年8月17日日曜日

LEICA M8 Cayenne 波乗り



モノに対するこだわりと物欲のために働いた。

会社を替わることでポジションを上げ、ギャラを上げた。

無理をしてきた。

どの選択にも後悔はないし、生来の飽きっぽさ故そんな行き方しかできないのも事実。

それでも、本質は仕事に対するストイックな思いだ。

だから、メンタルな落ち込みにも遭遇したんだろう。

少し、遊びモードにトランスフォーメーションしようかな。

最近、若いコンサルの稚拙なアプローチ方法や結果に関する洞察を聞いていると馬鹿馬鹿しくなるんだ。

きっと、現役世代が代わったんだね。

おじさんは余裕をみせないと。


入道雲の夏の綺麗な空、1mの波、湘南、妙齢の水着美女。

しかし、浜は藻だらけ。

なんだかいい絵だ。

トリ・エルマー16mmの世界。






photo : LEICA M8 + tri-elmer-m 1:4/16-18-21 asph

無駄が多い週




振り返ってみると、まじで無駄が多い。

無駄な情感、無駄なニヒリズム。無駄な議論、無駄な提案。

無駄な懸念対策と長時間労働が最悪だ。


心配して議論することで仕事している気になっている方々とは関わり方を再考する。

もっと軽快に楽しく過ごさないと老けるね。

カイエンにして、ロングボード積んで、孤独な波乗りに没頭するなんてどーよ?

世界観を劇的に変化させたい。


オヤジの癌が再発したらしい。







photo : LEICA M8 + tri-elmer-m 1:4/16-18-21 asph

2008年8月16日土曜日

トリ・エルマー 湘南定点撮影










この夏波べたべたなんすよ、とサーファーが言っていた。

今日は台風が太平洋を駆け抜けたので波を期待していた。

いつもの人影のない浜に数人の海水浴客がいた。

満ち潮。波はあるが、汚い。

もっとシャッターを切ったはずなのにデータがない。

波を狙ったものが消えている。。。










今年はとても夏の終わりを感じる。



5年前、この湘南に逃げてきた男がいる。

罪を犯し、実刑をくらった。

自分の店をたたみ、この地に移り住み、雇われる立場になった。

離婚し、娘にも見捨てられた。


陽に焼けていた。

毎日ウインドやってるから、まだやってるんだ、と笑った。

寂しそうだが幸せそうにも見える。

何だかんだ言ってもこの男は好きなことをやって生きている。







photo : LEICA M8 + tri-elmer-m 1:4/16-18-21 asph
    : Leica D-LUX3 DC vario-elmarit f2.8-4.9/9-23 asph

ダイアモンドヘッド



ハワイ行きて~な。




3年くらい。





photo : Leica D-LUX3 DC vario-elmarit f2.8-4.9/9-23 asph

2008年8月15日金曜日

終戦記念日







オフィスの外は夏祭り。17:30になると太鼓が鳴り出し、盆踊りだ。

葬儀屋がホールを提供し、神酒所ができていた。

立派な御神輿があるが、人がいない。日本橋界隈も過疎だ。


地下鉄の狭い階段に羽の透明なセミがひっくり返っている。

夏の盛りが過ぎゆく様を見た気がした。



遠い、小さな花火。終戦記念日。

戦後63年、20年以上アメリカから給料をもらっている。

そのお金でかつての同盟国、イタリアの靴を買い、ドイツの車とカメラを買う。

平和だ。

公害の北京でオリンピックが開催され、小さな島の名称で韓国と摩擦を起こし、フランスのへんてこな首相が紛争の仲介に入るニュースを猫を撫でながら見る。



去年のアメリカは暑かった。

今年もお盆休みも関係なく3つの提案を同時に進める。

消耗戦だ。

それでも苦痛ではない、かといって楽しくもない。

じゃあポルシェを買えば楽しいか?


何を求めているか、まったくわからない。

精神的に病んだ感じではないが、退屈している。

劇的な変化が必要なのか、またはこのままでいいのか?


わけ解からん。





photo : Leica D-LUX3 DC vario-elmarit f2.8-4.9/9-23 asph

追いつめられる

みんな追いつめられている。

仕事は厳しい。

最近、仕事の環境は激しく厳しい方向へ向かっている。






爪に余裕を見出そうとしているのかもしれない。






photo : Leica D-LUX3 DC vario-elmarit f2.8-4.9/9-23 asph

2008年8月12日火曜日

御巣鷹山から23年 ヒコーキは危ない

御巣鷹山の事故以来飛行機が怖い。

高校生の時、JALのパイロットになりたかった。

でもダメだ。

あれ以来航空機が信じられない。自らが製造業としてコンピュータに関わった実感も影響している。














予想通りに事故にあった。

4年前の夏か、グアムでノースウエストの前輪が折れ、胴体着陸をした。

機内に立ち込める煙、やばい臭い、死の足音。

英語のアナウンスを理解しない日本人乗客。脱出に躊躇する乗客。

危機感がない。この煙、この臭いに異常さを感じないのか?

さっさと滑り台へ行け!

という経験をした。


あれからも、アメリカにもヨーロッパにも行っている。

確率論でいえば、もう航空機事故にはあわないだろうと信じている。






photo : SONY DSC-P3