今日ひとりの男が会社を辞めた。
米国老舗企業の執行役員。40半ば。
頭脳明晰、英語堪能、外人との交渉力は折り紙つき。
日本でも指折りのグレードの高い社員。順風満帆。
……そんなエリートがなぜ今、会社を去るのか?
疲れた顔をしていた。
5回会社を辞めてきた。
次がどんなに高給だろうと、どんなに高いポジションであろうと、幸せではない。
逃げる、見棄てる、そして追い出される、そんな感情だ。
最後の出社日は虚しく、淋しい。
やはり逃げ出しているからだな…
自分は自分を欺けない。
photo : Leica D-LUX3 DC vario-elmarit f2.8-4.9/9-23 asph
2008年5月1日木曜日
辞める時
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