とある斜陽の会社のおはなし。
CEOだけが調子の良いことを言っていた。
100%外資が日本企業からの資本を受け入れ、それで本国の本社が助けられている体たらくだった。
にもかかわらず日本で株式上場するとCEOは豪語していたのだ。稀代の詐欺師だったのかもしれない。
そこにCEOより社歴の長い日陰者のオヤジがいた。
CEOからは虫唾が走るほど嫌いだと言われていた。虐げられていた。
米国本社は破産、更生。日本は上場どころか赤字状態が続いた。
そして5年、CEOは大株主から退任を要求された。
何の故あってかは知らないがその虫唾オヤジは瀕死のCEOから退職勧告を受ける。
そのCEO就任から10年苛めに耐え続けたオヤジは強かった。
今にして思えば、ここ数年そのオヤジは大株主の犬になっていたのかもしれない。
少しずつ昇進もしていた。
虫唾が走るほど嫌いな奴を昇進させるほどの器量はないCEOだ。
昇進は大株主からの指示だったのか!だから退職勧告か……。
オヤジはガンとして辞めなかった。
半年のCEO退陣要求劇は、CEO解任、家来の役員2名の解任で幕を引く。
そして1ヶ月後、そのオヤジは役員に昇進した。2008年4月の出来事だ。
この10年のそのオヤジの闘いは賞賛に値する。
このドラマを途中の5年間まじかで観た。
頑張ると未来は変るのだということを観せてくれた←ちょっと違うか(爆)?。
事実は小説より奇なり。
photo : Leica Digilux3 + D vario elmarit f2.8-3.5/14-50 asph
2008年4月27日日曜日
DRAMATIC
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