2008年4月28日月曜日

友達

  

友達がいない。

友達など必要なかった。

いつでもたくさんの部下がいたし。

中学・高校の同級生が連絡をほしがっていると人づてに聞いた。

もっとも友達にちかい存在の同級生だ。年賀状はやり取りするが、10年会ってない。

彼はで闘病中だった。会いに行った。

末期でもう駄目だと言っていた。

あれから半年、抗癌剤が終了し、結果が出せたのだろう、胃の全摘をしたとメールが来た。





癌の前から鬱がひどかったらしい。親から受け継いだ診療所をたたんだと言う。

患者に向合えなくなったらしい。

僕と同じだった。

僕は出世ゲームを止めた。



寿命なんて神しか知らない。

判らない不安から人は余計な格闘をする。

しかし、本来、余命という名の期限は自由を与える。

余命とはみんなに等しい考え方だ。

自分の余命は今日までかもしれない。

今日生きていることに感謝し、明日の支配を神に預ける

それで良いじゃん?


トリ・エルマー開けようかな…




photo : Leica Digilux3 + D vario elmarit f2.8-3.5/14-50 asph

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