2008年3月19日水曜日

brightside and darkside






ほっつき歩く。

ガードの向こうの明るい世界には普通の人々の幸せそうな日常がある。

薄暗いここには身を潜める生活がある。

閉じ込められかけた横浜ダイヤモンド地下街でも、シャッターが降りる瞬間に走り出すホームレスがいた。

おととしの冬は夜のウォーキングをしていた。

一度だけ寒い真っ暗な夜道をスローモーションで歩く老女を見た。

においがホームレスであることを示していた。

彼女は寒さをしのぐために一晩中歩いているのだろうか?

今晩も、まだ歩いているのだろうか……




すこし
しい。




photo : Leica D-LUX3 DC vario-elmarit f2.8-4.9/9-23 asph

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